建 造 物



【御本殿】       
写真(御本殿)県の文化財に指定されているご本殿は、正徳三年(1711)に桁行一丈七尺七寸、梁行九尺一寸、高さ一丈三尺四寸の春日大床造りの朱塗り極彩色で造営されました。
しかし、近年、西北に傾きがひどくなり、建物にも老朽化が進んできたことから県・町・氏子崇敬者の皆様のご支援を得て、地盤固めと建物の大改修を行いました。そして、平成十二年九月十六日に御本殿遷座祭、翌日に奉幣祭が執り行われ、現在は二八〇年前と同様の、美しい朱塗りの極彩色が施された姿を見ることができます。
                         御本殿改修 工事概要 ・ 写真 はこちらからどうぞ。



【鳥居】
《一の鳥居》                              
写真(一の鳥居)
文化三年(1806)に修理の後、明治二十七年に改築。参道の中程にありましたがましたが、平成十年の台風7号により、倒壊する被害を受けました。
早急な復旧が望まれ、御本殿同様、皆様方のご支援をいただき、平成十二年6月に無事再建いたしました。現在は、参道の入り口にて燦然と輝いています。


《二の鳥居》
写真(二の鳥居)
一の鳥居の倒壊にあい、二の鳥居の安全性についても危惧し、専門家に具体的調査を依頼した結果、一の鳥居に続き、二の鳥居も修理する事になりました。(本柱二本と東側脇柱一本の下部、及び東側の貫一本に朽ち部を発見。朽ち部は大きいもので長さ1メートル、小さいものでも30センチにも及んだ。)補修と補強に加え、鳥居の全体に朱色の塗装が施されました。二の鳥居に掲げられている『廣瀬社』の額は、文化四年(1807)大和太守源朝臣保光(郡山城主)の筆によるものです。




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