砂かけ祭り


その他砂かけの写真

 平成22年2月11日(木)
 
 殿上の儀 : 
拝殿にて午前11時から
 
 御諏訪太鼓特別奉納  : 
拝殿にて午後1時半頃から

 庭上の儀 : 
拝殿前広場にて午後2時から


 砂かけ祭は、砂を掛け合うことから砂かけ祭と呼ばれるようになりました。本来はお田植え祭で、農耕作業が順調に進み、稲が無事に育ち、五穀豊穣を祈願するお祭りです。二月に行われる模擬の御田植え祭りです。
 午前十一時から行われる殿上の儀と、午後二時から行われる庭上の儀の二部に分かれています。
【殿上の儀】
 
祝詞奏上の後、拝殿を田園に見立て、田人(お百姓)が苗代作り・苗代巡り・苗取り・田植えの所作を行います。


【特別奉納】

御諏訪太鼓奉納
御諏訪太鼓 山本麻琴太鼓打師が来社。
約30名による、太鼓演奏の奉納があります。

山本麻琴氏プロフィール

御諏訪太鼓
  


【庭上の儀】


拝殿前の広場に竹を立てて、注連縄を張り巡らして田圃に見たてます。行うことは殿上の儀と同じですが、太鼓の合図でお百姓が登場したり、牛とお百姓が登場したりして、参拝者と砂をかけあいます。この砂は雨に見たてていて、砂が沢山飛び交うほど雨が沢山降り、豊作になると言われております。 

 庭上の儀終了後、櫓から松苗と呼ばれる松の枝で造ったお守りと、田餅と呼ばれる薄く切ったお餅が撒かれます。松苗は田の水の取り入れ口に刺しておくと、稲が病害虫から守られるお守りになります。田の無い方は家の玄関口に付けて家内安全のお守りとします。田餅はこれを食べると一年間無病息災で過ごせます。
 誰でも参加できるお祭りです。砂を掛け合って災いを投げ捨ててみては如何でしょう。